アコム審査に落ちた場合の対処法とアドバイス

アコムの審査に落ちたからといってカードローンの利用を諦める必要はありません。

カードローンの審査基準は各社によって違うため、アコムに落ちても、他社なら審査に通ることは考えられます。

ただやみくもに他社に申込をするのではなく、審査落ちの原因を確認してから他社へ申し込みをしましょう。

審査落ちの理由によっては他社審査に通ることはできませんが、理由によっては審査通過できることもあります。

アコム審査甘いのか？

初めてのカードローンがアコムといった人は多く、そんな人に借入はないですから審査に通やすくなります。

一方中小消費者金融へ申し込みをする人は、既に借入があったり、銀行や大手消費者金融の審査は何かしらの原因で落ちています。そうなると必然的に中小消費者金融の方が新規契約率は低くなります。

つまりアコムが中小消費者金融より審査が甘いというわけではなく、属性が良い顧客の申込があるというだけです。審査自体は中小消費者金融の方が柔軟に行っています。

プロミスやアイフルといった大手消費者金融の新規契約率と比較すると、数%だけアコムが高くなっています。

銀行カードローンと比較すると、アコムの審査は甘いかもしれません。銀行カードローン金利の方が低くなっているため、審査は厳しめになります。

また、2017年後半に銀行カードローンの過剰貸付が社会問題となったこともあり、以前より審査は厳しくなっています。

そんなアコムで審査落ちの原因としては、どんなことが考えられるのでしょうか？

アコム審査落ち理由は？

アコム審査に落ちて、担当者に理由を聞いても教えてくれることはないため、申込者自身が考える必要があります。

安定した収入がないと審査落ち

アコムは誰でも申し込みできず、20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方という条件があります。月1回収入があれば安定した収入と見られます。

審査で大事なのは、安定した収入があるかどうかです。無職やニート、専業主婦などは、申込者自身に収入がないため、審査に通ることはありません。

年金受給者は2ヶ月に1回のしか貰えないため、安定しているとは言えませんが、その他に家賃収入などあれば審査通過できることはあります。

正社員は安定していると思われがちですが、大〇建〇や東〇コー〇レーションといった離職率が高い職種で勤続3ヶ月と短い期間であれば、将来的に同じ会社で働いていけるのか審査する側は不安になります。

貸付条件は安定した収入となっていますが、実際、審査では安定かつ継続的な収入が求められます。

借入額が年収3分の1超えると審査落ち

アコムから借りれる上限は、年収（税込）3分の1までと法律で決められています。例えば年収600万円なら200万までとなります。

借入金と計算されるのは、貸金業者（消費者金融・事業者金融・信販会社等）の借入で、銀行や信金、労金等のカードローンは借入総額に含まれません。

年収3分の1までという規制（総量規制）が導入されたのが2010年6月だったので、現在貸金業者から年収の3分の1を超えて借りている人はだいぶん少ないでしょう。

在籍確認が取れないと審査落ち

アコム審査では申告勤務先で本当に働いているか確認する在籍確認の電話があります。

申込者本人が出ても第3者でも、本当に働いていることがわかれば問題ありません。

例えば第3者でOKとなる回答は「今日は休みで明日出勤します」「外出してます」「席を外してます」等があります。

在籍確認の回答が「退職してます」「そんな社員はいません」等であれば、働いていないと判断されてしまい審査落ちとなります。

申込者のことを知らない社員が「そんな社員はいません」と回答しないように、部署番号・直通番号・内線番号を伝えましょう。

ただ派遣会社に多いですが、働いているのか働いていないのかわからない「個人情報で答えられません」「わかりません」といった回答があります。

このような回答になれば、在籍確認を電話ではなく、収入証明書+社会保険証でOKとなることがあります。

アコムも派遣社員の場合、このような回答になることは予想できるため、一応電話して、曖昧な回答なら収入証明書でOKとしてくれる可能性は高いです。

他社返済は延滞中なら審査落ち

他社返済が遅れているようであれば、審査落ちの可能性は高いです。

長期延滞に限らず、申込した時点で延滞（延滞日数は問わず）または毎月延滞していれば審査落ちの原因となります。

他社の返済状況は信用情報を照会すればわかるため、他社返済をしていないと嘘をついても意味はありません。

アコムが保証会社の銀行カードローンの取引状況で審査落ち

銀行カードローンは保証会社を利用しており、アコムは多くの銀行カードローンで保証会社となっています。

保証会社は銀行カードローンの審査を行い（銀行も行っています）、もし債務者が返済できなくなれば、債務者に代わって銀行へ弁済をしなくてはいけません。

このように保証会社が代わりに払うことを代位弁済と言います。代位弁済後は保証会社が督促を行って回収を行います。

代位弁済のような返済に関わる特別な事実は、信用情報で一定期間登録され、その間は審査に通りません。ただ5年~10年で信用情報から消えるため、代位弁済の事実は分からなくなりす。ただアコムが代位弁済したという情報は社内情報として残っているため、審査落ちとなるでしょう。

延滞が多かったり、代位弁済等の取引状況だけではなく、電話での態度が悪かったり、過去アコムに対して過払い金等の発言をしていると、審査落ちの原因となります。

事故情報（異動情報）が信用情報にあり審査落ち

代位弁済のような情報は異動情報と呼ばれ一定期間信用情報へ登録され、審査で信用情報を照会するとすぐわかります。

異動情報があれば、アコム審査落ちの原因となります。

アコム審査落ちたらもう借りれないのか？

上記はアコム審査に落ちた後に考えられる申し込み先です。

全てカードローンになっていますが、借入を諦めるやカードローン以外でお金を作る方法を考えることも必要だと思います。

アコム審査落ちの理由で申し込みするカードローンは違う

無職はアコム審査以外でも落ちる

他社カードローンへ申込をしても審査通過が難しいのは、無職やニートの人です。

無職の人はカードローンだけではなく、その他ローンでお金を借りるのは絶対無理です。無職は収入がなく、返済できないからといった簡単な理由です。

まずアルバイトやパートでもいいから仕事を始めて、申し込みをすればアコム審査に通る可能性もあります。

無職の人は、お金を借りるという発想ではなく、働いてお金を作るといった考えにしましょう。何らからの理由で働けない人は、自治体や身内に相談してみましょう。

カードローン以外でお金を作る方法

アコム審査で落ちたら、カードローンとは別の方法でお金を作ってみるといいでしょう。

まずは給料の前払いです。給料の前払いは既に働いている分を給料日前に貰うことであり、労働基準法25条で出産、疾病、災害等の非常の場合の費用に充てるためなら請求することが認められており、会社は拒否できません。

また家にある、価値のありそうなもの（宝石・ブランド物等）を売ってお金を作ることもできます。質屋なら一旦預けてお金を借りて、後日返済して返して貰ってもいいでしょう。

一番健全な方法は仕事をすることです。日払いや週払いの仕事もあるため、すぐにお金を作れます。

その他として、解約返戻金が保険を解約して、お金を作れます。解約返戻金は加入期間などによってかわります。保険会社に電話して、申込書の郵送等を行い、2週間くらいで振込されます。

頼める人がいれば身内や友人知人からお金を貸してくれないかお願いしてみましょう。とはいえ友人知人はおすすめできず、借りるなら親・兄弟ではないでしょうか。