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あとリボとは?AMEX(アメックス)カードのペイフレックスあと払いを解説!


AMEXカードの利用代金の支払方法は他のクレジットカード同様、主に「一括払い」、「ボーナス・分割払い」、「リボ払い」の3種類がありますが、AMEXカードのリボ払いは「ペイフレックス」と言って、AMEXカード独自の特徴を持っています。

なお、AMEXカードの種類によっては利用できる支払い方法が限られます。

一括払いのメリットと特徴

AMEXカードの支払方法は基本的に一括払いであり、当然手数料はかかりません。

なお、締め日に関しては金融機関によって異なるせいか、特定の締め日-支払日が指定されていません。

アメックスの公式サイトでも、「締め日とお引落し日はお問合せください」となっています。

利用代金明細書には締め日が記載されていますが、サポートデスクに申請して変更することも可能です。

現金払いの場合はその日に現金がなければなりませんが、一括払いの場合は最長で50~60日後の支払いになるため、細かい話をすればその分の金利が得することになります。

また、カードを利用すると、100円に付き1ポイントが付与されます。

ボーナス・分割払いのメリットと特徴

ボーナス・分割払いはアメックス会員が事前に登録することで、百貨店やスーパーマーケット、家電量販店など、ボーナス・分割払いを取り扱っている加盟店のレジで申請できます。

分割払いにすると、年率14.9%の手数料がかかります。分割回数は3、5、6、10、12、15、18、20、24回の9種類になっており、手数料が無料になる2回払いはありません。

なお、ボーナス・分割払いを利用するには条件があり、AMEXカード入会後3ヶ月が経っていることと、審査に通過することです。

ただ、家族カード、ビジネスカード、一部の提携カードは分割払いの対象外になっています。

ちなみに、ボーナス払いの場合は引落月が原則として1月と8月になっており、手数料がかかりません。

ペイフレックス(リボ払い)のメリットと特徴

ペイフレックスは過去、自動リボという支払方法しかありませんでしたが、2017年8月から「ペイフレックス・あとリボ」という支払方法が新たに加わりました。

初期設定ではあとリボになっています。

あとリボと自動リボのどちらでも選択可能ですが、併用はできず、ボーナス・分割払いとの併用も不可です。

なお、ペイフレックスを利用する場合も、3ヶ月のカード利用と審査に通ることが条件になります。

ペイフレックス・自動リボ

ペイフレックス・自動リボは、登録時に選択した設定金額を超えた分だけが自動的にリボ払いとなります。

例えば、設定金額を5万円とした場合は、以下の処理がされます。
・1回の買い物金額が49,999円以下:一括払い
・1回の買い物金額が50,000円以上:リボ払い

まり、1回の会計ごとに「一括払い」か「リボ払い」かに振り分けられます(1ヶ月の合計金額ではありません)。

仮に、設定金額を5万円にしてあった際に、3万円、4万円、5万円、6万円の買い物をしたとします。

その場合は、3万円と4万円の商品は一括払い、5万円と6万円の商品はリボ払いになります。

つまり、代金の安い商品を購入した場合は一括で支払い、高額な商品を購入したらリボ払いにするということができます。

なお、設定金額は2,000円から20万円まで10段階になっており、変更も可能です(初期設定は5千円、2万円、5万円の3段階)。

ペイフレックス・あとリボ

ペイフレックス・あとリボはカードを利用した後、指定した請求分だけをリボ払いに変更できるサービスです。

自動リボのようにあらかじめ金額を設定する必要がなく、高額な商品だけをリボ払いにすることができれば、全額をリボ払いにすることもできます。

あとリボのメリットは、支払える金額分までリボ払いにして無駄な手数料を支払わずに済むということですが、支払方法の変更期間内での申請を漏らすと、全額が1回払いになってしまいます。また、オンライン・サービスでの作業に少し手間がかかります

なお、オンライン・サービスですべて処理するため、事前の「オンライン・サービス」と「オンライン明細書サービス」への登録が必要です。

ぺリフレックスあとリボの利用方法

ペイフレックス・あとリボはレジで精算した後、マイページからリボ払いに支払プランを変更することができます(レジでは一括払いと伝えます)。

①トップページからマイページにログインし、「カードのご利用状況」を選択し、「あとリボを利用する」をクリックします。

②リボ払いに変更するための請求期間選択画面が表示されます。請求確定分若しくは請求未確定分から、リボ払いにしたい請求を選択します。

請求確定分:毎月の請求金額は利用代金明細書締め日に確定します。請求確定分からリボに変更すると、変更した金額が当月の請求金額から差し引かれます。

請求未確定分:まだ請求が確定していない利用分の中からリボに変更する場合は、請求未確定分を選択します。次回の利用代金明細書締め日にリボ払いとして請求されます。

③「変更したいご利用分を選択」の画面が表示されるので、リボ変更したい利用分のラジオボタンにチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

④確認画面が表示されるので、間違いがなければ「申し込む」をクリックして完了です。

ペイフレックスの特徴とは?

ペイフレックスには以下の特徴があります。

利用可能枠

ペイフレックスでは、専用の利用可能枠が20~150万円の範囲で設定されます。自動リボは設定金額以上の買い物をした場合に、その金額分がリボ払いになりますが、利用可能枠を超えると、全てが一括払いになります。

例えば、設定金額を5万円とした時に、利用可能枠が20万円だった場合、5万円の買い物だと4回まではリボ払いにできますが(合計20万円)、それ以降の買い物は金額に関わらずすべて一括払いになります。

あとリボも同様、利用可能枠の中での利用になります。利用可能枠が20万円であれば、あとリボに変更できるのは20万円までの請求になります。

ペイフレックスメールの登録

ペイフレックスの利用登録をした後、マイページから「ペイフレックス・メール」の登録ができます。ペイフレックスメールに登録すると、毎月の締め日翌日に以下の案内が送られてきます。
・当月の請求金額
・決済日
・リボ払い利用残高
・増額支払い可能期間
増額支払いを希望する場合は、このメールから変更手続きをすることもできます。

毎月の支払金額表(50万円までの場合)

ペイフレックスの返済方式は「残高スライド方式」が採用されています。

利用残高月々の支払額
100,000円以下3,000円
100,001円以上200,000円以下6,000円
200,001円以上300,000円以下9,000円
300,001円以上400,000円以下12,000円
400,001円以上500,000円以下15,000円
例えば、AMEXカードの利用残高が150,000円の場合は毎月6,000円ずつ支払いますが、利用残高が100,000円以下に減ると、毎月の支払額も3,000円に下がります。

ただ、折角残高が減っても支払額まで減るため、いつまでたっても残高が残り続けることになり、その分の手数料を取られます。資金的に余裕のある時は「増額支払い」をした方が賢明です。

増額支払いの申請

増額支払いはマイページから行えます。金額を指定する場合は「指定金額」欄に希望金額を入力すればOKです。

指定可能金額は現在の毎月支払額以上、締め日残高以内の金額です。締め日残高の全額を支払う場合は「締め日残高全額」にチェックを入れます。

アメックスのペイフレックスあとリボまとめ

AMEXカードはステータスの高いカードだけに支払いが厳しいとの評判ですが、リボ払いに関しては他のクレジットカードよりも利便性が高くなっています。

ただし、リボ払いは手数料が掛かるため、利用しない方が得策です。なお、本会員がリボ払いにした場合は、家族会員もリボ払いになります。

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